キャンドルジュンさんは、キャンドル職人で有名な方です。
そして、キャンドルジュンさんのお父さんも有名なバイオリン職人だったので詳しく調べてみました。
キャンドルジュンの父・井筒信一さんの略歴
【井筒信一さん略歴】
■出身地
長野県松本市
■職業
バイオリン制作者
(弦楽器いづつ経営)
バイオリン制作・修理・音楽教室
※ご自身バイオリンは弾けません
■氏名
井筒信一
(いづつ しんいち)
■生年月日
1936年
2023年現在87歳
■略歴
・19歳バイオリン制作者になる。
(地元バイオリン演奏家鈴木鎮一
の勧めで)
・2019年TV「メイドインジャパン」出演
バイオリン制作町クレモナ(イタリア)
バイオリン専門学校の職人が制作した
バイオリンと弾き比べ対決。
(審査員はプロ音楽家・評論家)
イタリアに勝利する(下記動画)
・2020年同番組で
イヅツヴァイオリン(制作費200万円)
が
エストラディバリウス(制作費10億円)
とバイオリン対決。4対2で敗北。
■その他
中学3年迄、キャンドルジュンさんを
東京へバイオリンを習わせに行かせ
ていた理由。
「有名なバイオリニストになり
自分のバイオリンを売ってもらう為」
(キャンドルジュン氏談)
キャンドルジュンの父が制作するバイオリンとは
聴き比べる
キャンドルジュンさんの父親(井筒信一さん)が制作したバイオリンとイタリアクレモナのバイオリンの音色を聴き比べてみましょう!
国産材料を使う井筒バイオリン
従来のバイオリンは
ヨーロッパ産の木材を使用する
のが常識でした。
それも30年以上乾燥させた木を使うのが常識でした。
このくらい乾燥させた木材を使わないと、年々バイオリンが歪むからです。
日本産の素材にこだわっている井筒信一さんは
北海道の楓(かえで)とアカエゾ松
を素材にしてバイオリンを制作しています。
井筒さんが使う技に「タッピング」があります。
制作工程で素材の木を指先で軽く叩いてみる。
返ってきた音を頼りにバイオリンの厚みや曲線を調整する。
木は自然のものなので1本1本性質が違います。
木が違えば音の響き方も違ってくる。
バイオリンの音色を決めるのは、数値だけでは測れないそういう領域。
決められた寸法だけにとらわれず
いい加減な感覚も取り入れる事で、最高級のバイオリンが出来上がるとの事。
井筒信一さんのバイオリンを五嶋龍氏がデビューで使用!
今でこそ、有名な井筒さんのバイオリン。
しかし独立当初は、ほとんど注文が来ませんでした。
この時、親族は井筒信一さんに転職を勧めていました。
けれども井筒さんはバイオリン制作を続けました。
1995年、ニューヨークを拠点に活躍する天才バイオリニスト五嶋龍(ごとうりゅう)さんが札幌でのデビュー演奏会で井筒さんのバイオリンで演奏しました。
井筒信一さんはこの時の感想を「涙が出るほど嬉しかった」と回顧されています。
まとめ
今日は、キャンドルジュンさんのお父さん、バイオリン職人の井筒信一さんについて調べました。
井筒信一さんが制作したバイオリンの生演奏聞いてみたくなりました。
コメント